洗ってこよう。
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ガムの包装紙ってちっさくね?
食べ終わったら包んで捨てましょうって書いてある割に包むとはみ出ることがなかなかの確立である。自分で噛んだガムが指に張り付いてゴミ箱の上で手をぶんぐらぶんぐらすることが多い。
これが、飼い犬に手を噛まれるってことか。
包装紙をこのサイズに設定するには、涙ぐましい努力があったに違いない。
「課長、包装紙の試作ができました。」
「よし、試そう!(くっちゃくっちゃくっちゃ)」
「(ぶんぐらぶんぐらぶんぐら)だめだー、ガムが包装紙からはみ出た。作り直せ!」
「は、はい。」
やる気はないけど、くだらないことはスラスラ書けてしまう。
明日の朝は、ゴミを回収するおっさんもおれの捨てたガムが手についてぶんぐらぶんぐらしてると思う。たぶん。