2005年10月10日 16:18

出産に至るまで。

出産に至るまでものスゴク大変だった。

10月7日(金)
・朝4時ごろ腹痛と腰痛で目がさめる。
・昼ごろ全ての痛みが一時的に治まる。
・午後1時過ぎに再び腹痛と腰痛、そして吐き気が始まる。
・午後4時ごろ一般病棟から陣痛室に移動し様子を見る。
・幾度となく襲ってくる痛みと嘔吐だが、本来の陣痛とまではいかない。
 前駆陣痛と言うらしい。痛みと嘔吐。嘔吐は切な過ぎるほど断続的だった。
・ボクは、そのまま陣痛室で泊まる。彼女は夜中も痛みと嘔吐に苦しんだ。

10月8日(土)
・朝が来て、昼になり、夜を迎えても陣痛にはならない。前駆陣痛のまま。
 寝れない、食べれない日が続き体力もどんどん消耗してる。
 苦しみぬいた長い長い一日。ボクにとっては病院での寝泊り2日目。

10月9日(日)
・朝3時ごろ、彼女から「規則的な陣痛かも」と言われ診察をお願いする。
 モニターからも陣痛であることが証明された。
・子宮口が9cmになるまで陣痛室で痛みに耐えながら待機。
・朝8時半ごろ分娩台へ。
・朝10時12分、2,512gのひとつの命がこの世に誕生した。
 そして、彼女は母親になった。その瞬間にボクは立ち会った。


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本陣痛から分娩までは、5時間ちょっとで初産にしては早かったが、苦しんだ時間は人一倍だった。おそらく、今まで点滴(ウテメリン)で抑えていたため本来の陣痛になかなかならなかったようだ。ウテメリンのほかにマグネゾールと言うクスリも使っていた。このマグネゾールは名前同様に副作用も強い。そして、保険が利かないクスリらしいので、副作用は家計にまでヒシヒシと。



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