仕事ダイスキー。
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走ってきた。ボクにしては続いてるほうだ。距離もだんだん増えている。この分だと、来年あたりホノルルマラソンに出るかもしれない。いや、ホノルルまで走っていけそうだ。
ウソだ。
軽くウソをついてみた。
走るのに体育館に通ってるわけだが、いろんな人がいる。歩いているだけの年配の女性、今にも息絶えそうな走りの男性、音楽を聴きながらもくもくと走る若い女子、いかにもスポーツをやってそうな男子。
その中に紛れてボクがいる。いや、彼らがボクを引き立てる脇役なのかもしれない。
前半の部にランニングをし、後半の部にボクの歌謡ショー。最後はみんなでフィナーレのサンバだ。泣きながら抱き合いお互いを賛美する。観客は誰もいない。自己満足の世界だ。
とりあえず、100回公演をめざす。
目標が変わった感はあるが、とりあえず痩せられればいい。